11年間の感謝とともに ー MRIが新たな旅へ

2026年2月21日、研究室で11年間にわたり活躍してきた霊長類コネクトームスキャナー(Siemens社製MRI装置 MAGNETOM Prisma)の静磁場(マグネット)が、いよいよ搬出される日を迎えました。

企業と共同開発した世界最高精度の受信コイルとの組み合わせにより、ヒトからマカクザル、マーモセットといった霊長類まで対応し非常に高精度の撮像を実現しました。11年間で約4,700件のデータを蓄積し、脳画像解析研究の発展に大きく貢献しました。この膨大かつ高性能なデータはこれからの当ラボにおける次世代解析研究の礎となり、新たな知見に繋がります。

Prisma静磁場マグネット搬出の様子

この静磁場(マグネット)はこれで終わりではありません。母校の京都大学・脳機能総合研究センターに移設されCima.Xとして生まれ変わり次世代のMRI研究を支えます。苦楽を共にした研究装置の心臓部が熱意のバトンをつなぐ…そんな感慨を持った搬出作業でした。

11年間楽しませていただきました、本当にありがとう!